FP2級過去問題 2021年9月学科試験 問40
問40
決算書に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 損益計算書の売上総利益の額は、売上高の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
- 損益計算書の経常利益の額は、営業利益の額に営業外収益・営業外費用の額を加算・減算した額である。
- 貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部の合計額と一致する。
- 損益計算書の法人税等の額は、貸借対照表の純資産の額に税率を乗じて算出した額である。
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正解 2
問題難易度
肢114.7%
肢254.3%
肢325.3%
肢45.7%
肢254.3%
肢325.3%
肢45.7%
分野
科目:D.タックスプランニング細目:15.決算書と法人税申告書
解説
- 不適切。売上総利益は「売上高-売上原価」で求めます。粗利とも呼ばれます。損益計算書における売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額である。(2025.5-40-1)損益計算書において、営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2025.1-40-3)損益計算書の営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2023.9-40-1)損益計算書において、営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2023.5-40-1)損益計算書の売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額である。(2022.9-40-1)損益計算書における売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額である。(2022.1-40-3)損益計算書における経常利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2022.1-40-4)損益計算書の売上総利益は、売上高から売上原価を差し引いて算出する。(2021.1-40-3)損益計算書において、営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2020.9-40-2)
- [適切]。経常利益は「営業利益+営業外収益-営業外費用」で求めます。損益計算書において、経常利益の額は、営業利益の額に営業外損益の額を加減した額である。(2025.1-40-4)損益計算書の税引前当期純利益の額は、経常利益の額に営業外損益の額を加算・減算した額である。(2023.9-40-2)損益計算書において、経常利益の額は、営業利益の額に特別利益・特別損失の額を加算・減算した額である。(2023.5-40-2)損益計算書の税引前当期純利益の額は、営業利益の額から特別損益の額を加算・減算した額である。(2022.9-40-3)損益計算書において、経常利益の額は、営業利益の額に営業外収益・営業外費用の額を加算・減算した額である。(2020.9-40-1)損益計算書の税引前当期純利益の額は、経常利益の額に営業外損益の額を加減算して算出する。(2018.5-40-4)
- 不適切。資産=負債ではありません。貸借対照表は「資産=負債+純資産」という基本原則に基づいて作成されるため、資産の部の合計(借方合計)と、負債の部および純資産の部の合計額(貸方合計)は常に一致します。バランスシート(B/S)と呼ばれる所以です。貸借対照表において、資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。(2025.1-40-2)貸借対照表において、資産の部の合計額と、負債の部および純資産の部の合計額は一致する。(2023.5-40-3)貸借対照表の資産の部の合計額と負債の部の合計額は一致する。(2022.9-40-4)貸借対照表における資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。(2022.1-40-2)貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。(2021.1-40-2)貸借対照表において、資産の部の合計額と、負債の部および純資産の部の合計額は一致する。(2020.9-40-4)貸借対照表の資産の部の合計額と負債の部の合計額は、必ず一致する。(2018.5-40-1)
- 不適切。損益計算書の法人税等の額は、税引前当期純利益に税率を乗じた額です。


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