FP2級 2026年5月学科試験 問21
問21
内閣府が公表する景気動向指数等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 景気動向指数は、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された指標であり、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)がある。
- 景気動向指数に採用されている系列は、おおむね景気の1つの山または谷が経過するごとに見直しが行われている。
- 経済成長率は、国内総生産(GDP)がどれだけ変化したかを数値で表したものであり、内閣府が四半期および年次のデータを公表している。
- 経済成長率には名目値と実質値があり、物価が持続的に低下する状態(デフレーション)にある場合、一般に、実質値が名目値を下回る。
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正解 4
分野
科目:C.金融資産運用細目:1.マーケット環境の理解
解説
- 適切。景気動向指数は、総合的に景気の状況を判断するために、雇用や生産、消費などの指標を使って算出されるもので、毎月、内閣府が発表します。景気動向指数にはコンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)があり、2008年4月以降はCIを中心に公表されています。
- コンポジット・インデックス(CI)
- 景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを目的とする指数。一般的に、CI一致指数が上昇している時は景気の拡張局面、低下している時は後退局面となる
- ディフュージョン・インデックス(DI)
- 景気の各経済部門への波及の度合い(波及度)を測定することを主な目的とする指数。景気拡張局面では50%を上回り、後退局面では下回る傾向がある
景気動向指数は、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された指標であり、コンポジット・インデックス(CI)を中心として公表される。(2025.1-21-1)景気動向指数は、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された指標であり、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)がある。(2021.5-21-1)景気動向指数は、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された指標であり、CI(コンポジット・インデックス)の一致指数が上昇しているときは、景気の後退局面と判断される。(2015.10-21-3)景気動向指数は、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された指標であり、CI(コンポジット・インデックス)の一致指数が上昇しているときは、景気の後退局面と判断される。(2013.9-21-3) - 適切。景気動向指数の採用系列は、おおむね景気が一循環した後(「景気の1つの山」または「景気の1つの谷」が経過するごと)に、経済的重要性や景気循環との対応などの選定基準のもとに見直され、入替えが行われています。現行の系列は2021年1月分から採用されたものです。景気動向指数に採用されている系列は、おおむね景気の1つの山もしくは谷が経過するごとに見直しが行われている。(2023.9-21-2)
- 適切。経済成長率は、国内総生産(GDP)の変化量を表したもので、1年間で国の経済がどれだけ成長したのかを示します。内閣府が四半期ごとおよび年次のデータを公表しています。
●経済成長率=当期のGDP-前期のGDP前期のGDP経済成長率は、国内総生産(GDP)がどれだけ変化したかを数値で表したものであり、内閣府が1年間および四半期ごとの経済成長率を公表している。(2021.9-21-3) - [不適切]。経済成長率には「名目値」と「実質値」があります。物価上昇率がプラスである状態(インフレーション)の場合は「実質成長率<名目成長率」となり、物価上昇率がマイナスである状態(デフレーション)の場合は「実質成長率>名目成長率」となります。デフレーションの状態では物価変動がマイナス値となるため、一般に実質値が名目値を上回ります。
国内総生産(GDP)には名目値と実質値があり、経済環境が、物価が持続的に低下する状態(デフレーション)にある場合、一般に、名目値が実質値を下回る。(2021.9-21-2)
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