リスク管理と保険 (全30問中10問目)

No.10

損害保険を活用した事業活動のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2017年1月試験 問20
  1. 製造業を営む企業が、労働者災害補償保険(政府労災保険)の上乗せ補償を目的として、労働災害総合保険を契約した。
  2. 食品製造販売業を営む企業が、販売した食品に起因して食中毒が発生したことにより損害賠償責任を負う場合に備えて、生産物賠償責任保険(PL保険)を契約した。
  3. 飲食店を営む企業が、火災・爆発等の災害による営業の休止または阻害による利益の減少等に備えて、店舗休業保険を契約した。
  4. スーパーマーケットを営む企業が、店舗内に収容されている調理用の機械設備の火災事故による損害に備えて、機械保険を契約した。

正解 4

解説

  1. 適切。労働災害総合保険は、企業のための労災費用を補償する保険で、政府労災保険の上乗せ補償をすることができるので、記述は適切です。
  2. 適切。生産物賠償責任保険(PL保険)は、製造、販売、提供した商品・サービス等が他人に引き渡された後、その欠陥によって生じた事故による損害賠償を補償する保険なので、食品製造販売業の販売した商品による食中毒の損害賠償は補償の対象になりますので、記述は適切です。
  3. 適切。店舗休業保険は、卸売業、小売業、サービス業などにおける事故による休業中の営業損失を補償する保険になりますので、記述は適切です。
  4. [不適切]。機械保険は、物理的原因による破裂・爆発などの偶然な事故によって機械設備が被る損害を補償します。機械の火災事故による損害は火災保険の対象になりますので、記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。