金融派生商品(全20問中20問目)
No.20
金融派生商品に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2014年5月試験 問28
- オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、あらかじめ定められた価格で原資産を売る権利または買う権利を売買する取引である。
- オプションの買い手は、売り手に対してプレミアム(オプション料)を支払うことになる。
- 先物取引は、取引時点において、現在価値の等しいキャッシュフローを交換する取引である。
- ヘッジ取引は、現物と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引である。
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正解 3
問題難易度
肢15.9%
肢210.7%
肢372.7%
肢410.7%
肢210.7%
肢372.7%
肢410.7%
分野
科目:C.金融資産運用細目:8.金融派生商品
解説
- 適切。オプション取引とは、将来のあらかじめ定められた期日に、あらかじめ定めた価格で原資産を買う権利または売る権利のことをいいます。将来の一定期日または一定期間内に、原資産についてあらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引をオプション取引という。(2018.9-26-3)オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、原資産を、あらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引である。(2017.9-26-1)オプションとは、あらかじめ定められた将来の期日または一定の期間内に、原資産をあらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利のことである。(2016.5-27-1)
- 適切。オプションの買い手は、売り手に対してプレミアム(オプション料)を支払いますが、権利行使するか、権利放棄するかを自由に選択できます。オプションの売り手の損失は、プレミアム(オプション料)に相当する金額に限定される。(2021.3-27-3)オプションの買い手の損失は限定されないが、オプションの売り手の損失はプレミアム(オプション料)に限定される。(2019.5-26-3)オプションの買い手の損失は無限定であるが、オプションの売り手の損失は、プレミアム(オプション料)に限定されている。(2018.1-27-2)
- [不適切]。先物取引は、将来のあらかじめ定めた期日まで現時点で取り決めた価格(約定価格)で売買することを約束する取引です。なお、本肢の記述は「スワップ取引」を説明したものです。
- 適切。ヘッジ取引とは、現物と反対の取引を先物市場で行うことにより、現物の価格変動リスクを回避する取引です。現物価格の変動による利益と同額の利益が発生するように、現物と同じポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引を、ヘッジ取引という。(2022.5-27-2)現物と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引を、ヘッジ取引という。(2021.9-27-1)現物取引と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引をヘッジ取引という。(2018.9-26-4)現物取引と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引をヘッジ取引という。(2017.9-26-4)
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