決算書と法人税申告書(全19問中3問目)
No.3
損益計算書、貸借対照表およびキャッシュフロー計算書の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2023年5月試験 問40
- 損益計算書において、営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
- 損益計算書において、経常利益の額は、営業利益の額に特別利益・特別損失の額を加算・減算した額である。
- 貸借対照表において、資産の部の合計額と、負債の部および純資産の部の合計額は一致する。
- キャッシュフロー計算書は、一会計期間における企業の資金の増減を示したものである。
広告
正解 2
問題難易度
肢114.1%
肢248.3%
肢313.9%
肢423.7%
肢248.3%
肢313.9%
肢423.7%
分野
科目:D.タックスプランニング細目:15.決算書と法人税申告書
解説
- 適切。営業利益は「売上総利益-販売費及び一般管理費の額」で求めます。損益計算書の営業利益は、売上総利益金額から販売費及び一般管理費の合計額を控除した金額を表示している。(2024.1-40-3)損益計算書の営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2023.9-40-1)損益計算書の営業利益の額は、経常利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2022.9-40-2)損益計算書における経常利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2022.1-40-4)損益計算書の売上総利益の額は、売上高の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2021.9-40-1)損益計算書において、営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。(2020.9-40-2)損益計算書の営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の合計額を差し引いて算出する。(2018.5-40-3)
- [不適切]。経常利益は「営業利益+営業外収益-営業外費用」で求めます。特別利益・特別損失を加減するのは、経常利益から税引前当期純利益を求める段階です。
- 適切。貸借対照表では、資産の部の合計(借方合計)と、負債の部および純資産の部の合計額(貸方合計)は常に一致します。バランスシート(B/S)と呼ばれる所以です。貸借対照表の資産の部の合計額と負債の部の合計額は一致する。(2022.9-40-4)貸借対照表における資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。(2022.1-40-2)貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部の合計額と一致する。(2021.9-40-3)貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。(2021.1-40-2)貸借対照表において、資産の部の合計額と、負債の部および純資産の部の合計額は一致する。(2020.9-40-4)貸借対照表の資産の部の合計額と負債の部の合計額は、必ず一致する。(2018.5-40-1)
- 適切。キャッシュフロー計算書は、一会計期間における企業のキャッシュの増減を、営業活動、投資活動、財務活動の3つに区分して示したものです。キャッシュフロー計算書は、一会計期間における企業の資金の増減を示したものである。(2022.5-40-3)キャッシュフロー計算書は、将来における企業の資金収支の予測を示したものである。(2020.1-40-3)キャッシュフロー計算書は、一会計期間における企業の資金の増減を示したものである。(2018.1-40-4)キャッシュ・フロー計算書は、来期における企業の資金収支の予測を示している。(2014.5-40-3)
広告