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FP2級過去問題 2015年10月学科試験 問13
問13
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 保証期間付終身年金は、保証期間中については被保険者の生死に関係なく年金を受け取ることができ、その後も被保険者が生存していれば年金を受け取ることができる。
- 変額個人年金保険の保険料は、死亡給付金や年金の原資となる保険契約関係費用に特別勘定の維持・運営に係る資産運用関連費用を加えた金額となる。
- 一時払変額個人年金保険(確定年金)を保険期間の初日から10年以内に解約した場合、いわゆる金融類似商品として、その解約差益は源泉分離課税の対象となる。
- 一時払定額個人年金保険(終身年金)の基本年金額について、被保険者が男性の場合と女性の場合を比較すると、被保険者の年齢や保険料等の契約内容が同一である場合、男性の場合の基本年金額の方が低い。
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正解 1
問題難易度
肢158.7%
肢28.1%
肢37.9%
肢425.3%
肢28.1%
肢37.9%
肢425.3%
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
- [適切]。保証期間付終身年金では、保証期間中については被保険者の生死にかかわらず年金が支払われ、保証期間終了後は被保険者が生存している場合に限り年金が支払われます。保証期間付終身年金において、保証期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、被保険者の相続人が残りの保証期間に対応した年金を受け取ることができる。(2022.1-13-3)保証期間付終身年金では、保証期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合には、年金継続受取人が保証期間満了まで年金を受け取ることができる。(2018.1-13-1)保証期間付終身年金保険において、保証期間中に被保険者が死亡したために、残りの保証期間について遺族が受け取る年金の受給権は、相続税の課税対象となる。(2017.9-14-4)保証期間付終身年金では、保証期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、被保険者の相続人が残りの保証期間に対応する年金または一時金を受け取ることができる。(2017.5-13-2)保証期間付終身年金では、保証期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合には、被保険者の相続人が継続して保証期間満了まで年金を受け取ることができる。(2017.1-12-1)保証期間のない有期年金では、年金支払開始後10年、15年など契約時に定めた期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合には、被保険者の相続人が残りの年金支払期間分の年金現価を一時金で受け取ることができる。(2017.1-12-2)保証期間付終身年金は、保証期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、残りの保証期間に対応する年金または一時金が相続人に支払われる。(2015.9-12-3)保証期間付終身年金は、年金受取開始後の保証期間中については被保険者の生死に関係なく年金を受け取ることができ、その後も被保険者が生存していれば年金を受け取ることができる。(2014.1-13-2)
- 不適切。変額個人年金保険の保険料は、死亡給付金や年金の原資となる保険契約関係費用や特別勘定の維持・運営に係る資産運用関連費用のほか、契約初期費用・年金管理費用等を加えた金額になります。変額個人年金保険の保険料は、死亡給付金や年金の原資となる保険契約関係費用に特別勘定の維持・運営に係る資産運用関連費用を加えた金額となる。(2015.1-12-1)
- 不適切。一時払変額個人年金保険(確定年金)は保険期間の初日から5年以内に解約した場合は、金融類似商品として20.315%の源泉分離課税となります。一時払変額個人年金保険(確定年金)を保険期間の初日から10年以内に解約した場合、いわゆる金融類似商品として、その解約差益は源泉分離課税の対象となる。(2015.1-12-4)一時払変額個人年金保険(確定年金)を保険期間の初日から5年以内に解約して解約返戻金を受け取った場合、その解約差益は源泉分離課税の対象となる。(2014.5-13-1)
- 不適切。終身年金において男性と女性で基本年金額以外の条件が同じ場合には、平均余命が短い(支給が短期間になると見込まれる)男性の方が基本年金額が高くなります。
終身年金の保険料は、平均余命が長く、男性よりも長期間にわたり年金をもらえる可能性が高い女性の方が高くなります。基本年金額以外の条件が同じならば、保険料のうち女性と男性の差額分だけ男性の基本年金額が増えることになるからです。一時払定額個人年金保険(終身年金)の基本年金額について、被保険者が男性の場合と女性の場合を比較すると、被保険者の年齢や保険料等の契約内容が同一である場合、男性の場合の基本年金額の方が高い。(2014.5-11-4)一時払定額個人年金保険(終身年金)の基本年金額について、被保険者が男性の場合と女性の場合を比較すると、被保険者の年齢や保険料等の契約内容が同一である場合、女性の場合の基本年金額の方が高い。(2014.1-13-4)
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