FP2級過去問題 2015年5月学科試験 問40

問40

消費税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 消費税は、納税義務者と税金の負担者が異なる間接税である。
  2. 新たに設立された法人は、事業年度開始の日における資本金の額または出資の金額にかかわらず、設立事業年度および翌事業年度については消費税の免税事業者となる。
  3. 「消費税簡易課税制度選択届出書」を提出している法人であっても、基準期間の課税売上高が5,000万円を超える課税期間については、簡易課税制度の適用を受けることができない。
  4. 個人事業者の消費税の確定申告期限は、課税期間の特例の適用を受けていない場合、原則として、その課税期間の翌年3月31日である。

正解 2

解説

  1. 適切。所得税などのように納税義務者と負担者が同一のものを直接税といい、消費税のように同一でないものを間接税といいます。
  2. [不適切]。新たに設立された法人は、資本金が1,000万円未満の場合は設立1期目および2期目は消費税の免税事業者となります。なぜなら、設立1・2年目は基準期間(前々事業年度の課税売上高)の課税売上高が0円になるからです。よって記述は不適切です。
  3. 適切。「消費税簡易課税制度選択届出書」を提出している法人でも、基準期間の課税売上高が5,000万円を超える事業年度については、簡易課税制度の適用を受けることができず、原則課税で計算しなければなりません。
  4. 適切。消費税の確定申告期限は、法人の場合は課税期間の終了の日の翌日から2ヵ月以内で、個人事業者の場合は翌年の3月31日までになります。
したがって不適切な記述は[2]です。