FP2級過去問題 2017年5月学科試験 問10
問10
クレジットカードに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- クレジットカードの利用時には、通常、伝票等に署名が必要であるが、クレジットカード会社と加盟店との契約により定めた店舗または商品等については、署名を省略することができる。
- ICチップを埋め込んだクレジットカードを専用の端末機のある加盟店で利用する場合、通常、署名に代えて暗証番号を入力する方法によることができる。
- クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与すると契約違反になるが、クレジットカード会員と生計を維持している親族に限り利用できるとされている。
- クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されているが、会員は、自己の信用情報について所定の手続きにより開示を請求することができる。
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正解 3
問題難易度
肢16.5%
肢21.5%
肢384.6%
肢47.4%
肢21.5%
肢384.6%
肢47.4%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:9.ローンとカード
解説
- 適切。クレジットカードの利用時には伝票等に署名が必要ですが、特定の定めた店舗または商品等については署名を省略することができます。
- 適切。通常のクレジットカードでは署名が必要ですが、ICチップを埋め込んだクレジットカードを利用する場合は4ケタの暗証番号を入力することで利用可能になります。ICチップを埋め込んだクレジットカードを専用の端末機のある加盟店で利用する場合、署名に代えて暗証番号を入力する方法によって決済することができる。(2022.1-10-2)
- [不適切]。親族に限らずクレジットカードを他人へ貸与することは契約違反になります。貸したクレジットカードが不正利用された場合でも盗難補償は適用されないため損害額を支払う必要があります。クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与することが禁止されており、クレジットカード会員が生計を維持している親族に対しても貸与することはできない。(2024.1-10-3)クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与することが禁止されており、クレジットカード会員が生計を維持している親族に対しても貸与することはできない。(2021.9-10-1)
- 適切。会員本人の申し出により支払い状況などの自己の信用情報について情報開示を請求することができます。クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。(2024.1-10-4)クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。(2023.5-10-2)クレジットカード会員は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されている自己の信用情報について、所定の手続きにより開示請求することができる。(2021.9-10-4)クレジットカード会員は、所定の手続きにより、カード会社が加盟する信用情報機関によって登録されている自己の信用情報を確認することができる。(2015.9-10-4)
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