FP2級過去問題 2023年5月学科試験 問10
問10
クレジットカード会社(貸金業者)が発行するクレジットカードの一般的な利用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- クレジットカードで商品を購入(ショッピング)した場合の返済方法の1つである分割払いは、利用代金の支払回数を決め、その回数で利用代金を分割して支払う方法である。
- クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。
- クレジットカードは、約款上、クレジットカード会社が所有権を有しており、クレジットカード券面上に印字された会員本人以外が使用することはできないとされている。
- クレジットカードの付帯機能であるキャッシングを利用し、返済方法として翌月一括払いを選択した場合、利息はかからない。
広告
正解 4
問題難易度
肢14.4%
肢212.5%
肢34.9%
肢478.2%
肢212.5%
肢34.9%
肢478.2%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:9.ローンとカード
解説
- 適切。クレジットカードの分割払いは、カード利用時に代金の支払回数を決めて分割で支払う方法です。2回払いまでは無料ですが、3回以上の分割払いでは利息や手数料が発生します。クレジットカードで商品を購入(ショッピング)した場合の返済方法の一つである分割払いは、カード利用時に代金の支払回数を決め、利用代金をその回数で分割して支払う方法である。(2022.1-10-4)
- 適切。クレジットカード会員は、指定信用情報機関によって管理されている契約内容や支払い状況等の信用情報※について、指定信用情報機関に対して開示するよう請求することができます。
※クレジット会社との契約内容、申込時にクレジット会社が支払能力を調査するために確認した事項、利用記録などクレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。(2024.1-10-4)クレジットカード会員は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されている自己の信用情報について、所定の手続きにより開示請求することができる。(2021.9-10-4)クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されているが、会員は、自己の信用情報について所定の手続きにより開示を請求することができる。(2017.5-10-4)クレジットカード会員は、所定の手続きにより、カード会社が加盟する信用情報機関によって登録されている自己の信用情報を確認することができる。(2015.9-10-4) - 適切。クレジットカードは、約款上、申込者がカード会社から貸与されているものであり、所有権はカード会社にあります。クレジットカードの利用は、券面上に印字された会員本人に限りできることになっているため、たとえ家族や友人であっても、クレジットカードの譲渡や貸し借りをすることはできません。クレジットカードは、約款上、クレジットカード会社が所有権を有しており、クレジットカード券面上に印字された会員本人以外が使用することはできないとされている。(2022.1-10-1)クレジットカードは、クレジットカード会社が所有権を有しており、約款上、クレジットカード表面に印字された会員本人以外が使用することはできない。(2016.9-10-1)
- [不適切]。クレジットカードのキャッシング機能は、ATMなどで現金を借り入れることができるものです。キャッシングでは、返済方法として「翌月一括払い」と「リボ払い」が選べますが、「翌月一括払い」にしても日割りで所定の利息がかかります。
広告