FP2級過去問題 2020年9月学科試験 問9

問9

奨学金および教育ローンに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  1. 日本学生支援機構の給付型奨学金は、海外留学資金として利用することはできない。
  2. 日本学生支援機構の貸与型奨学金は、所定の海外留学資金として利用する場合を除き、連帯保証人および保証人による人的保証と日本国際教育支援協会による機関保証の両方の保証が必要となる。
  3. 日本学生支援機構の奨学金と日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、重複して利用することができる。
  4. 日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)の融資限度額は、外国の教育施設に3ヵ月以上在籍する資金として利用する場合は学生・生徒1人につき500万円である。

正解 3

問題難易度
肢14.4%
肢29.7%
肢377.1%
肢48.8%

解説

  1. 不適切。日本学生支援機構の奨学金は、給付型・貸与型ともに海外留学の場合にも利用できます。
  2. 不適切。日本学生支援機構の貸与型奨学金では、「人的保証」と「機関保証」のいずれかを選択することとなります。両方必要ではありません。
    人的保証
    父母や親族に連帯保証人および保証人を引き受けてもらう制度
    機関保証
    一定の保証料の支払って、保証期間に連帯保証してもらう制度
  3. [適切]。日本学生支援機構の奨学金制度と教育一般貸付は併用できます。日本学生支援機構の奨学金は子供本人名義の借入金になり、教育一般貸付は親名義での借入金になるという違いがあります。
  4. 不適切。教育一般貸付は、学生1人につき350万円(一定の要件に該当する場合は450万円)が融資限度額です。450万円の融資を受けられるのは、①自宅外通学、②修業年限5年以上の大学(昼間部)、③大学院、④海外留学(条件有)の人です(2020年度より拡充)。海外留学のケースでも上限は450万円なので記述は誤りです。
したがって適切な記述は[3]です。