不動産の証券化 (全14問中7問目)

No.7

不動産の投資判断等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2015年10月試験 問50
  1. 借入金併用型不動産投資において、レバレッジ効果が働くとは、投資の収益率が借入金の金利を下回っているときに借入比率を上げることで、自己資金に対する投資収益率が上昇することをいう。
  2. NPV法(正味現在価値法)においては、収益の現在価値の合計よりも投資額の現在価値の合計の方が大きい場合、その投資は有利であると判定することができる。
  3. IRR法(内部収益率法)においては、内部収益率が投資家の期待収益率を上回っている場合、その投資は有利であると判定することができる。
  4. DSCR(借入金償還余裕率)は、借入金の年間元利返済額を元利金返済前の年間キャッシュフロー(純収益)で除した比率であり、この比率が高いほど望ましいとされる。

正解 3

解説

  1. 不適切。レバレッジ効果が働くとは、借入金の金利よりも不動産投資の収益率が上回っている場合に、自己資金に借入金を加えることにより、自己資金に対する収益率が上昇することです。
  2. 不適切。NPV法(正味現在価値法)は、収益の現在価値の合計が投資額の現在価値の合計よりも大きい場合に投資価値があると判断します。
  3. [適切]。IRR法(内部収益率法)は、内部収益率が投資家の期待収益率を上回っている場合に投資価値があると判断します。よって記述は適切です。
  4. 不適切。DSCR(借入金償還余裕率)は、借入金返済の安全度を測る尺度で、元利金返済前の年間キャッシュフロー(純収益)を借入金の年間元利返済額で除した比率で、高いほど借入金返済に余裕があることを示します。
したがって適切な記述は[3]です。