FP2級過去問題 2017年9月学科試験 問18
問18
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。- 普通傷害保険では、熱中症により治療を受けた場合は保険金支払いの対象となる。
- 普通傷害保険では、被保険者の年齢によって保険料が異なる。
- 家族傷害保険では、保険契約締結後に誕生した記名被保険者本人の子も、被保険者となる。
- 家族傷害保険では、記名被保険者の家族の人数によって保険料が異なる。
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正解 3
問題難易度
肢18.1%
肢27.2%
肢375.2%
肢49.5%
肢27.2%
肢375.2%
肢49.5%
分野
科目:B.リスク管理細目:4.損害保険
解説
- 不適切。普通傷害保険は、国内外、業務中・業務外を問わず、日常生活における「急激かつ偶然な外来の事故」に基因するケガを補償するものです。熱中症は偶然な事故ではないので補償対象にはなりません。普通傷害保険では、急激かつ偶然な外来の事故によって被った傷害が保険金支払いの対象となる。(2015.1-16-1)
- 不適切。普通傷害保険の保険料は被保険者の職業や職種によって決まるので、被保険者の年齢は関係ありません。普通傷害保険の保険料率は、被保険者の年齢や性別、職種による差異はない。(2021.9-17-1)普通傷害保険の保険料は、被保険者の契約時の年齢によって異なる。(2020.1-16-1)普通傷害保険の保険料は、被保険者の年齢により異なる。(2016.1-16-2)
- [適切]。家族傷害保険における被保険者の範囲は、本人、配偶者、本人または配偶者と生計を一にする同居の親族、本人または配偶者と生計を一にする別居の未婚の子です。契約時における関係ではなく、保険事故発生時における関係を基準とするので、契約締結後に生まれた子も自動的に被保険者になります。家族傷害保険では、保険期間中に誕生した契約者(=被保険者本人)の子は被保険者となる。(2024.1-17-2)家族傷害保険(家族型)では、保険期間中に誕生した記名被保険者本人の子は被保険者とはならない。(2022.1-17-4)家族傷害保険では、保険期間中に被保険者本人に生まれた子を被保険者とするためには、追加保険料を支払う必要がある。(2021.5-16-4)家族傷害保険では、保険期間中に生まれた記名被保険者本人の子は、被保険者とならない。(2021.1-16-3)家族傷害保険(家族型)において、保険期間中に誕生した記名被保険者本人の子は被保険者とはならない。(2019.1-17-2)家族傷害保険では、保険期間中に出生した記名被保険者本人の子は被保険者となる。(2016.1-16-1)家族傷害保険は、保険期間中に生まれた被保険者(契約者本人)の子のケガも、保険金支払いの対象となる。(2013.9-17-2)
- 不適切。家族傷害保険の保険料は被保険者の職業や職種によって決まるので、家族の人数は関係ありません。
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