FP2級過去問題 2019年5月学科試験 問24(改題)
問24
株式市場の各種指数に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象として算出した指数である。
- 東証グロース市場指数は、東京証券取引所グロース市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数である。
- ナスダック総合指数は、米国のナスダック市場に上場している米国株式の30銘柄を対象として算出した指数である。
- S&P500種株価指数は、ロンドン証券取引所に上場している代表的な500銘柄を対象として算出した指数である。
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正解 2
問題難易度
肢118.5%
肢256.2%
肢312.1%
肢413.2%
肢256.2%
肢312.1%
肢413.2%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。東証株価指数(TOPIX)の集計対象は、東京証券取引所プライム市場、スタンダード市場に上場している内国普通株式の対象銘柄(旧・市場第一部の全銘柄)です。代表的な225銘柄を対象とするのは日経平均株価です。東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場およびグロース市場に上場している全銘柄を対象として算出されている。(2024.9-24-3)東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場およびグロース市場の全銘柄を対象として算出されている。(2023.9-24-4)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場とスタンダード市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。(2018.5-24-1)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場およびスタンダード市場に上場している全銘柄を対象として算出される。(2015.5-25-3)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場に上場している内国普通株式の対象銘柄を対象として算出されている。(2013.9-26-3)
- [適切]。グロース市場は、東京証券取引所が運営する新興企業向けの株式市場です。東証グロース市場指数は、グロース市場に上場している内国普通株式全銘柄の時価総額を、2022年4月1日時点を1000として指数化した時価総額加重型の株価指数です。東証グロース市場指数は、東京証券取引所グロース市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数である。(2021.1-25-1)東証マザーズ指数は、東京証券取引所のグロース市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。(2018.5-24-3)
- 不適切。ナスダック総合指数は、米国の新興企業向け株式市場であるNASDAQに上場している全銘柄を対象に、時価総額を加重平均して算出した指数です。
ちなみに米国株式で30銘柄と言えばダウ工業株30種平均があります。こちらは、ニューヨーク証券取引所およびNASDAQに上場している米国の様々な業種を代表する30銘柄の株価を平均した指数です。ナスダック総合指数は、米国のナスダック市場に上場している米国株式の30銘柄を対象として算出した指数である。(2021.1-25-3) - 不適切。S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している代表的な500銘柄の株価を時価総額比率で加重平均して指数化したものです。S&P500種株価指数は、米国のニューヨーク証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額上位の代表的な500銘柄を対象として算出した指数である。(2021.1-25-4)
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