FP2級過去問題 2018年5月学科試験 問24(改題)
問24
株式市場の各種指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場とスタンダード市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。
- 日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。
- 東証マザーズ指数は、東京証券取引所のグロース市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。
- JPX日経インデックス400は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主たる市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄を対象として算出される。
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正解 4
問題難易度
肢115.7%
肢211.8%
肢313.9%
肢458.6%
肢211.8%
肢313.9%
肢458.6%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。東証株価指数(TOPIX)の集計対象は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場に上場している内国普通株式の対象銘柄(旧・市場第一部の全銘柄)です。全銘柄ではないので誤りです。東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場およびグロース市場に上場している全銘柄を対象として算出されている。(2024.9-24-3)東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場およびグロース市場の全銘柄を対象として算出されている。(2023.9-24-4)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象として算出した指数である。(2019.5-24-1)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場およびスタンダード市場に上場している全銘柄を対象として算出される。(2015.5-25-3)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場に上場している内国普通株式の対象銘柄を対象として算出されている。(2013.9-26-3)
- 不適切。日経平均株価(日経225)は、東京証券取引所プライム市場に上場している株式のうち「225銘柄」の株価合計を銘柄数で割って算出される修正平均型の株価指数です。日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄のうち、時価総額上位225銘柄を対象として算出されている。(2024.9-24-4)日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄のうち、時価総額上位225銘柄を対象として算出される株価指標である。(2023.5-24-2)日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。(2021.5-25-1)S&P500種株価指数は、ロンドン証券取引所に上場している代表的な銘柄のうち、時価総額上位500銘柄を対象として算出される。(2021.5-25-4)日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場している全銘柄を対象として算出される。(2015.5-25-1)
- 不適切。東証マザーズは、いわゆる新興企業を対象とした市場でした。東証マザーズ指数は、このマザーズに上場していた内国普通株式全銘柄を対象とした時価総額加重型の株価指数です。東証再編によりマザーズ市場は廃止されましたが、東証マザーズ指数はその後も継続して算出されています。
グロース市場に上場されている内国普通株式全銘柄を対象として算出されるのは、東証グロース市場指数です。東証グロース市場指数は、東京証券取引所グロース市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数である。(2021.1-25-1)東証グロース市場指数は、東京証券取引所グロース市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数である。(2019.5-24-2) - [適切]。JPX日経インデックス400は、投資家にとって魅力的なROEや営業利益を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした400銘柄から構成される株価指数です。東証のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式から400銘柄を選定して算出されます。JPX日経インデックス400は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄を対象として算出される。(2024.1-24-4)JPX日経インデックス400は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主たる市場とする普通株式のうち、時価総額やROEといった指標等により選定された400銘柄を対象として算出される。(2021.5-25-2)
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