FP2級過去問題 2024年9月学科試験 問24
問24
東京証券取引所の市場区分等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 高い成長可能性を有する企業向けの市場であるグロース市場の新規上場基準では、プライム市場やスタンダード市場と異なり、株主数および流通株式に係る要件は定められていない。
- グロース市場に上場している銘柄であっても、プライム市場における新規上場基準と同様の基準を満たせば、所定の手続きにより、プライム市場に市場区分を変更することができる。
- 東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場およびグロース市場に上場している全銘柄を対象として算出されている。
- 日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄のうち、時価総額上位225銘柄を対象として算出されている。
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正解 2
問題難易度
肢12.5%
肢258.4%
肢311.0%
肢428.1%
肢258.4%
肢311.0%
肢428.1%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。グロース市場の新規上場基準も、プライム市場やスタンダード市場と同様に、株主数および流通株式に係る要件が定められています。
- [適切]。東京証券取引所では、それぞれの市場に新規上場基準が設けられています。変更先の新規上場基準を満たし、所定の審査を受ければ、市場区分を変更することが可能です。旧市場区分では、新規上場と市場区分変更で基準の違いがありましたが、市場区分の再編に伴い基準が共通化されています。グロース市場に上場している銘柄であっても、プライム市場における新規上場基準等の要件を満たせば、所定の手続きにより、プライム市場に市場区分の変更をすることができる。(2023.5-24-4)
- 不適切。全銘柄が対象ではありません。東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場に上場している内国普通株式の対象銘柄(旧・市場第一部の全銘柄)の時価総額を、1968年1月4日の終値を100として指数化した時価総額加重型の株価指数です。東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場およびグロース市場の全銘柄を対象として算出されている。(2023.9-24-4)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象として算出した指数である。(2019.5-24-1)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場とスタンダード市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。(2018.5-24-1)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場およびスタンダード市場に上場している全銘柄を対象として算出される。(2015.5-25-3)東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場に上場している内国普通株式の対象銘柄を対象として算出されている。(2013.9-26-3)
- 不適切。時価総額で決まっているわけではありません。日経平均株価(日経225)は、プライム市場に上場している銘柄のうち、市場を代表する225銘柄を対象として算出される修正平均型の株価指数です。225銘柄は、市場流動性や業種のバランスなどを考慮して日本経済新聞社が選定しています。日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄のうち、時価総額上位225銘柄を対象として算出される株価指標である。(2023.5-24-2)日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。(2021.5-25-1)S&P500種株価指数は、ロンドン証券取引所に上場している代表的な銘柄のうち、時価総額上位500銘柄を対象として算出される。(2021.5-25-4)日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。(2018.5-24-2)日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場している全銘柄を対象として算出される。(2015.5-25-1)
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