ライフプランニングの考え方・手法(全33問中25問目)
No.25
ライフプランニングの一般的な手法等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2015年5月試験 問2
- 給与所得者の可処分所得の金額は、給与所得の源泉徴収票の支払金額欄に記載された金額となる。
- 現金の収支を表すキャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、「前年の年間返済額×(1+物価変動率)」の算式により計算した値を記入する。
- 現金の収支を表すキャッシュフロー表の作成において、貯蓄残高は、「前年末の貯蓄残高×(1+運用利率)±当年の年間収支」の算式により計算した値を記入する。
- 個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、不動産は取得時の価額を記入し、預貯金や負債は作成時の残高を記入する。
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正解 3
問題難易度
肢16.8%
肢29.4%
肢367.1%
肢416.7%
肢29.4%
肢367.1%
肢416.7%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
- 不適切。可処分所得とは、年収から所得税・住民税、厚生年金保険料、健康保険料、介護保険料などの社会保険料を差し引いた金額になります。
- 不適切。住宅ローンには、元利均等返済型や元金均等返済型、固定金利や変動金利があるので、それぞれの状況に応じた計算方法により算出した値を記入します。キャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、「前年の年間返済額×(1+物価変動率)」で計算された金額を計上する。(2020.1-2-3)
- [適切]。貯蓄残高は前年の残高とそれに対する利息、さらに今年の収支を増減した値を記入するので、「前年末の貯蓄残高×(1+運用利率)±当年の年間収支」の算出した値になります。キャッシュフロー表の作成において、各年次の貯蓄残高は、「前年末の貯蓄残高×(1+運用利率)+当年の年間収支」の算式で計算した金額を計上する。(2023.1-2-4)キャッシュフロー表の作成において、各年次の金融資産残高は、「前年末の金融資産残高×(1+運用利率)±当年の年間収支」で計算された金額を計上する。(2019.5-2-3)
- 不適切。個人バランスシートの作成では、金融資産や不動産の金額は取得価格でなく作成時点の時価を記入し、預貯金や負債は作成時の残高を記入します。個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、一般に、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額を計上する。(2024.5-2-2)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく、取得時点の価額で計上する。(2021.9-2-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。(2020.1-2-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。(2019.5-2-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。(2018.1-3-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価で計上する。(2017.5-2-4)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や自宅等の不動産は、取得価格ではなく、作成時の時価で記入する。(2014.1-2-1)
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