FP2級過去問題 2020年1月学科試験 問2
問2
ファイナンシャル・プランナーがライフプランニングに当たって作成する各種の表の一般的な作成方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。
- 将来の予定や希望する計画を時系列で表すライフイベント表には、子どもの進学や住宅取得などの支出を伴う事項だけを記入し、収入を伴う事項は記入しない。
- キャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、「前年の年間返済額×(1+物価変動率)」で計算された金額を計上する。
- キャッシュフロー表の作成において用いられる可処分所得は、年間の収入金額から所得税、住民税、社会保険料および生命保険料を控除した金額である。
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正解 1
問題難易度
肢174.2%
肢23.8%
肢313.2%
肢48.8%
肢23.8%
肢313.2%
肢48.8%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
- [適切]。個人のバランスシートにおける金融資産や不動産の価額は、現時点での価値を把握するため、取得価額ではなく作成時点の時価で計上します。不動産や車であれば売却価格、生命保険では解約返戻金額、投資資産ではその時点での評価額を使います。個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、一般に、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額を計上する。(2024.5-2-2)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく、取得時点の価額で計上する。(2021.9-2-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。(2019.5-2-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。(2018.1-3-1)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価で計上する。(2017.5-2-4)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、不動産は取得時の価額を記入し、預貯金や負債は作成時の残高を記入する。(2015.5-2-4)個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や自宅等の不動産は、取得価格ではなく、作成時の時価で記入する。(2014.1-2-1)
- 不適切。ライフイベント表は、家族全員の年齢と将来発生する出来事を時系列に並べて、その出来事に伴う支出と収入を一覧にしたものです。支出に係るものだけを記入すると思いがちですが、贈与や保険の満期・祝金などの収入も記載します。将来の予定や希望する計画を時系列で表すライフイベント表には、子どもの進学や住宅取得などの支出を伴う事項だけを記入し、収入を伴う事項は記入しない。(2014.1-2-2)
- 不適切。住宅ローンの返済額は毎年逓増するものではないので、定額(前年の年間返済額)を記載します。現金の収支を表すキャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、「前年の年間返済額×(1+物価変動率)」の算式により計算した値を記入する。(2015.5-2-2)
- 不適切。可処分所得は「年収-(税+社会保険料等)」で算出します。生命保険料や火災保険料は差し引きません。キャッシュフロー表の作成において、一般に、可処分所得には、年間の収入金額から所得税、住民税、社会保険料および生命保険料を控除した金額を計上する。(2024.5-2-1)キャッシュフロー表の作成において、可処分所得は、年間の収入金額から直接税、社会保険料および住居費の金額を控除した金額を計上する。(2023.1-2-1)キャッシュフロー表の作成において、可処分所得は、「実収入-非消費支出(直接税、社会保険料など)」の算式で計算された金額を計上する。(2021.9-2-4)キャッシュフロー表の作成において、可処分所得は、「年間の収入金額-(所得税+住民税)」で計算された金額を計上する。(2019.5-2-2)ライフプランニング上の可処分所得は、年間の収入金額から所得税、住民税および生命保険料を差し引いた金額を使用する。(2018.1-3-2)ライフプランニング上の可処分所得の金額は、年間の収入金額から社会保険料、所得税および住民税、生命保険料および損害保険料を控除した金額である。(2014.1-2-3)
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