金融派生商品(全20問中18問目)
No.18
一般的なオプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2015年5月試験 問26
- コール・オプションとは、将来の一定期日または一定期間内に、株式などの原資産をあらかじめ定められた価格(権利行使価格)で買う権利のことをいう。
- ヨーロピアンタイプのオプションは、取引開始日から取引最終日までの間であれば、いつでもその権利を行使することができる。
- プット・オプションの売り手が被る損失は、受け取ったオプション・プレミアム(オプション料)相当額に限定される。
- コール・オプションおよびプット・オプションのいずれも、権利行使価格が低いほど、オプション・プレミアム(オプション料)は高くなる。
広告
正解 1
問題難易度
肢162.9%
肢28.5%
肢312.5%
肢416.1%
肢28.5%
肢312.5%
肢416.1%
分野
科目:C.金融資産運用細目:8.金融派生商品
解説
- [適切]。コール・オプションとは、一定の期日、期間の後に、通貨・株式・商品などを前もって定めた価格で買う権利のことをいいます。
- 不適切。ヨーロピアンタイプのオプションは、満期日(権利行使日)にのみ権利行使することができます。いつでも行使できるのはアメリカンタイプになります。
- 不適切。プット・オプションの売り手が被る損失は、オプション・プレミアムに限定されず、原資産の価値がゼロになるまで増大します。プット・オプションの売り手の最大利益は無限定であるが、コール・オプションの売り手の最大利益はプレミアム(オプション料)に限定される。(2024.1-26-4)プット・オプションの売り手の最大利益は無限定であるが、コール・オプションの売り手の最大利益はプレミアム(オプション料)に限定される。(2020.9-26-3)オプションの売り手の最大損失は、プレミアム(オプション料)に限定される。(2016.5-27-3)
- 不適切。権利行使価格が低いほど、コール・オプションのオプション・プレミアムは高くなり、プット・オプションのオプション・プレミアムは低くなります。コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同一であれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は高くなる。(2024.9-26-1)コール・オプションおよびプット・オプションは、他の条件が同一であれば、いずれも満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)が高くなる。(2024.1-26-3)オプション取引において、コール・オプションの売り手の最大利益とプット・オプションの売り手の最大利益は、いずれもプレミアム(オプション料)の額となる。(2023.9-27-4)コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は高くなる。(2021.3-27-4)コール・オプションとプット・オプションのいずれも、他の条件が同一であれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は高くなる。(2020.9-26-4)コール・オプション、プット・オプションともに、買い手は権利を放棄することもでき、買い手の最大損失はプレミアム(オプション料)に限定される。(2018.5-27-3)上場オプションの取引においては、コール・オプション、プット・オプションともに、売り手が自主的に行えるのは買戻しであり、売り手はプレミアム(オプション料)が最大利益となる。(2018.5-27-4)コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は低くなる。(2018.1-27-3)コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は高くなる。(2016.5-27-4)
広告