FP2級過去問題 2014年5月学科試験 問27
問27
株式の投資指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 配当利回りは、総資産に対する年間配当金の割合を示す指標である。
- 配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す指標である。
- PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標である。
- ROEは、総資産に対する自己資本の割合を示す指標である。
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正解 3
問題難易度
肢16.9%
肢211.9%
肢362.1%
肢419.1%
肢211.9%
肢362.1%
肢419.1%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。配当利回りは、株価に対する(1株・1年間当たりの)配当金の割合を示す指標です。
●配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷株価×100配当性向は、企業の当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2022.5-25-3)配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す投資指標であり、これが高いほど、株主への利益の還元率が高いことを示す。(2018.5-25-4)配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2017.9-25-3)配当利回りは、総資産に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2017.9-25-4)配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す投資指標である。(2017.5-25-4)配当性向は、株価に対する配当金の割合を示す指標である。(2016.9-25-3)配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2016.5-25-1)配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2014.5-27-2) - 不適切。配当性向とは、ある企業がその期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかの割合を表したものです。
●配当性向(%)=年間配当金額÷当期純利益×100
本肢の記述は「配当利回り」を説明したものです。配当性向は、企業の当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2022.5-25-3)配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す投資指標であり、これが高いほど、株主への利益の還元率が高いことを示す。(2018.5-25-4)配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2017.9-25-3)配当利回りは、総資産に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2017.9-25-4)配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す投資指標である。(2017.5-25-4)配当性向は、株価に対する配当金の割合を示す指標である。(2016.9-25-3)配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2016.5-25-1)配当利回りは、総資産に対する年間配当金の割合を示す指標である。(2014.5-27-1) - [適切]。PBR(Price Book-Value Ratio,株価純資産倍率)は、株価が1株当たり純資産の何倍になっているかを表す指標です。
●PBR(倍)=株価÷1株当たりの純資産PERは「株価÷1株当たり純利益」で計算される指標である。(2019.1-25-1)PERは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す投資指標である。(2018.5-25-1)PBRは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す指標である。(2017.9-25-1)PERは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標である。(2017.9-25-2)PERは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す投資指標である。(2017.5-25-1)PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す投資指標である。(2017.5-25-2) - 不適切。ROE(Return On Equity,自己資本利益率)は、純資産(自己資本)に対する当期純利益の割合を示す指標で、一年間の企業活動を通じて「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」を判断するのに用いられます。
●ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
本肢の記述は「自己資本比率」を説明したものです。
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