FP2級過去問題 2017年9月学科試験 問25
問25
株式の投資指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- PBRは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す指標である。
- PERは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標である。
- 配当性向は、当期純利益に対する年間配当金の割合を示す指標である。
- 配当利回りは、総資産に対する年間配当金の割合を示す指標である。
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正解 3
問題難易度
肢15.2%
肢27.1%
肢363.1%
肢424.6%
肢27.1%
肢363.1%
肢424.6%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。PBR(Price Book-Value Ratio)は、株価が1株当たりの純資産の何倍になっているかを表す指標です。
●PBR(倍)=株価÷1株当たりの純資産 - 不適切。PER(Price Earning Ratio)は、株価が1株当たりの純利益の何倍になっているかを表す指標です。
●PER(倍)=株価÷1株当たりの純利益 - [適切]。配当性向(はいとうせいこう)とは、ある企業がその期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかの割合(%)を表したものです。
●配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの純利益×100 - 不適切。配当利回りは、株価に対する配当金の割合を示す指標です。
●配当利回り(%)=1株当たりの配当÷株価×100