FP2級過去問題 2019年5月学科試験 問28

問28

「ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)」および「つみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、ジュニアNISAにより投資収益が非課税となる口座をジュニアNISA口座、つみたてNISAにより投資収益が非課税となる勘定をつみたてNISA勘定という。
  1. ジュニアNISA口座の投資上限金額は、年間120万円である。
  2. ジュニアNISA口座では、口座開設者が3月31日において20歳である年の前年の12月31日まで、払出し制限がある。
  3. つみたてNISA勘定を通じて購入することができる限度額(非課税投資枠)は、年間40万円である。
  4. つみたてNISA勘定を通じて公募株式投資信託を購入した場合、その譲渡益が非課税となるのは最長で5年間である。

正解 3

問題難易度
肢14.2%
肢29.2%
肢375.3%
肢411.3%

解説

  1. 不適切。ジュニアNISA口座の投資上限金額は、年間80万円です。
  2. 不適切。ジュニアNISA口座は、口座開設者が18歳になる年度末の前年12月31日を経過するまでは払い出すことができません。
  3. [適切]。つみたてNISAの非課税限度枠は、年間40万円です。
  4. 不適切。つみたてNISAの非課税期間は、最長で20年です。
したがって適切な記述は[3]です。
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