社会保険 (全37問中16問目)

No.16

労働者災害補償保険の給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2016年1月試験 問3
  1. 労働者が業務上の負傷または疾病の療養により労働することができないために賃金を受けられない場合、賃金を受けない日の第1日目から休業補償給付が支給される。
  2. 労働者が業務上の負傷または疾病により、労災指定病院で療養補償給付として受ける療養の給付については、労働者の一部負担金はない。
  3. 労働者の業務上の負傷または疾病が治癒し、身体等に一定の障害が残った場合に、その障害の程度が労働者災害補償保険法で規定する障害等級に該当するときは、障害補償給付が支給される。
  4. 労働者が業務上の災害により死亡したときに支払われる遺族補償年金の年金額は、受給権者本人および受給権者と生計を同じくしている受給資格者の人数により異なる。

正解 1

解説

  1. [不適切]。労働者が業務上の負傷または疾病の療養により労働することができないために賃金を受けられない場合、休業補償給付として休業4日目から給付日額の60%相当額が支給されます。
  2. 適切。労働者は療養補償給付として、業務上の負傷や疾病により労災指定病院で必要な治療を負担金なく受けることができます。また、やむを得ず、指定病院以外で治療を受け費用を立て替えた場合でもその費用が支給されるため、労働者の自己負担はありません。
  3. 適切。労働者の業務上の負傷または疾病が治癒し、身体等に一定の障害が残った場合に、障害補償給付として等級が1級から7級の場合その等級に応じ年金(終身または障害がなくなるまで)が、等級が8級から14級の場合は一時金が支給されます。
  4. 適切。遺族補償給付として、労働者が業務上の災害により死亡した場合には遺族補償年金が支給されますが、その年金額は、受給権者本人・受給権者と生計を同じくしている受給資格者の人数に応じて、給付基礎日額の153日分~245日分の年金となっています。
したがって不適切な記述は[1]です。