FP2級過去問題 2014年5月学科試験 問18(改題)
問18
がん保険に関連する一般的な商品内容等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- 人口動態調査(令和2年)における「年次別にみた死因順位」によると、約30年間、日本人の死因の第1位は悪性新生物(いわゆるがん)となっている。
- がん保険では、契約締結の翌日において被保険者ががんと診断された場合でも、診断給付金が支払われる。
- がん保険の入院給付金には、1回の入院で受け取ることができる支払限度日数や保険期間を通じて受け取ることができる支払限度日数は定められていない。
- がん保険の保障の対象となるがんには、白血病も含まれる。
広告
正解 2
問題難易度
肢16.0%
肢282.6%
肢35.7%
肢45.7%
肢282.6%
肢35.7%
肢45.7%
分野
科目:B.リスク管理細目:5.第三分野の保険
解説
- 適切。日本人の死因第1位は、1980年代から40年以上、がん(悪性新生物<腫瘍>)となっています。ちなみに、2020年においては2位が心疾患、3位が脳血管疾患となっています。
- [不適切]。がん保険では、自覚症状がない人の申込みや保険金目的での不正に対して公平を期するために、一般的に契約から90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられています。契約日の翌日は、この免責期間中に当たるため、がんと診断されたとしても給付金は支払われません。がん保険は、契約日の翌日に被保険者ががんと診断された場合、診断給付金が支払われる。(2019.9-19-4)がん保険では、契約した翌日に被保険者ががんと診断された場合、診断給付金は支払われない。(2016.1-18-3)
- 適切。がん保険の入院給付金には、入院1回当たりの支払限度日数や累積支払限度日数は定められていません。また、がんで入院すると初日から入院給付金が支給されます。がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数が定められている。(2020.1-19-1)がん保険の入院給付金は、がんによる入院の1回の支払日数や通算の支払日数に制限はない。(2019.5-18-3)がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払日数制限や保険期間を通じて累計した支払日数制限が定められている。(2018.1-18-1)がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数は定められていない。(2017.5-19-1)がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数が定められており、支払限度日数を超えた入院に対しては入院給付金は支払われない。(2017.1-18-3)がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数は決められていない。(2015.9-18-2)医療保険の入院給付金には、1回の入院で受け取ることができる支払日数に上限はないが、保険期間を通じて受け取ることができる支払日数に上限が定められている。(2015.5-19-3)がん保険の入院給付金には、一般に、1回の入院で受け取ることができる支払限度日数や保険期間を通じて受け取ることができる支払限度日数が定められている。(2015.1-18-4)
- 適切。白血病は血液のがんともいわれる病気で、がん保険の保障対象になります。
広告