FP2級過去問題 2015年1月学科試験 問18

問18

第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  1. 医療保険の手術給付金は、病気や不慮の事故による傷害等を原因とする所定の手術が対象となり、治療を目的としない美容整形手術や正常分娩に伴う手術は対象とならない。
  2. 特定(三大)疾病保障定期保険は、被保険者ががんに罹患して特定疾病保険金が支払われ、その治療から1年経過後にがんが再発した場合には、特定疾病保険金が再度支払われる。
  3. 介護保険は、公的介護保険の要介護認定に連動した保険商品であり、被保険者が公的介護保険の介護サービスを利用した場合の自己負担額を限度に介護年金が支払われる。
  4. がん保険の入院給付金には、一般に、1回の入院で受け取ることができる支払限度日数や保険期間を通じて受け取ることができる支払限度日数が定められている。

正解 1

問題難易度
肢179.9%
肢26.8%
肢33.9%
肢49.4%

解説

  1. [適切]。医療保険の手術給付金は、病気や不慮の事故による傷害等の治療のために所定の手術を行った場合に対象となります。このため、治療を目的としない美容整形手術や正常分娩に伴う手術は保険給付の対象とはなりません。
    医療保険は、病気や不慮の事故による傷害等を原因とする所定の手術に加えて、正常分娩に伴う手術に対しても、手術給付金が支払われる。2015.9-18-1
  2. 不適切。特定(三大)疾病保障定期保険では、被保険者が、がん・急性心筋梗塞・脳卒中に罹患し特定疾病保険金が支払われた場合、契約が消滅します。よって、その後再びがんなどの所定の病気に罹患しても特定疾病保険金は支払われません。
    特定疾病保障保険は、がんに罹患して特定疾病保障保険金が支払われた後も契約が存続し、がんが再発した場合には、特定疾病保障保険金が再度支払われる。2019.9-19-1
  3. 不適切。民間の介護保険では、保険金の支払事由となる認定は、公的介護保険の要介護認定に連動したものと各保険会社の基準で行われるものとがあり、公的介護保険の介護サービスを利用した場合の自己負担額とは連動しません。
    介護保険では、被保険者が公的介護保険の介護サービスを利用した場合の自己負担額を限度に介護年金が支払われる。2018.1-18-3
    介護保険では、被保険者が公的介護保険の介護サービスを利用した場合の自己負担額を限度に介護年金が支払われる。2017.5-19-3
  4. 不適切。がん治療は長期に及ぶことも多く、転移や再発のリスクもあります。このため、通常の医療保険とは異なり、がん保険の入院給付金には1入院〇日・通算〇日までといった支払日数の上限はありません。
    がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払日数制限や保険期間を通じて累計した支払日数制限が定められている。2018.1-18-1
    がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数は定められていない。2017.5-19-1
    がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数が定められており、支払限度日数を超えた入院に対しては入院給付金は支払われない。2017.1-18-3
    がん保険の入院給付金には、1回の入院での支払限度日数や保険期間を通じて累計した支払限度日数は決められていない。2015.9-18-2
    医療保険の入院給付金には、1回の入院で受け取ることができる支払日数に上限はないが、保険期間を通じて受け取ることができる支払日数に上限が定められている。2015.5-19-3
    がん保険の入院給付金には、1回の入院で受け取ることができる支払限度日数や保険期間を通じて受け取ることができる支払限度日数は定められていない。2014.5-18-3
したがって適切な記述は[1]です。