FP2級過去問題 2024年1月学科試験 問19
問19
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。- 所得補償保険では、勤務先企業の倒産によって失業した場合、保険金は支払われない。
- 更新型の医療保険では、保険期間中に入院給付金を受け取った場合、保険契約を更新することができない。
- 先進医療特約では、契約時点において先進医療に該当していた治療であれば、療養を受けた時点において先進医療に該当しない場合であっても、保険金の支払対象となる。
- がん保険では、通常、180日間または6ヵ月間の免責期間が設けられている。
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正解 1
問題難易度
肢153.6%
肢214.2%
肢315.9%
肢416.3%
肢214.2%
肢315.9%
肢416.3%
分野
科目:B.リスク管理細目:5.第三分野の保険
解説
- [適切]。所得補償保険は、病気やケガで長期間就業不能となってしまったことによる収入の減少を補填する保険です。したがって、勤務先企業の倒産による失業で収入減少した場合には保険金は支払われません。
- 不適切。更新型の医療保険は、所定の年齢までは健康状態にかかわらず告知なしで更新できます。保険期間中に入院給付金を受け取った場合でも、保険期間終了後に契約を更新することができます。医療保険(更新型)は、所定の年齢の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取った場合であっても、契約を更新することができる。(2024.9-19-2)更新型の医療保険では、保険期間中に入院給付金を受け取った場合、保険期間満了時に契約を更新することができない。(2022.5-19-2)更新型の医療保険では、保険期間中に入院給付金を受け取った場合、保険期間満了時にこの契約を更新することはできない。(2021.3-18-3)更新型の医療保険は、所定の年齢等の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取ったとしても、契約を更新することができる。(2020.9-19-4)医療保険(更新型)は、所定の年齢の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取ったとしても、契約を更新することができる。(2019.9-19-3)更新型の医療保険では、保険期間中に入院給付金を受け取った場合、保険期間満了時にこの契約を更新することはできない。(2019.5-18-2)医療保険(更新型)は、所定の年齢の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取っていても、契約を更新できる。(2018.5-18-1)
- 不適切。先進医療特約は、療養を受けた時点で厚生労働大臣が承認する先進医療に該当する治療を、所定の医療機関で受けた時に給付金が支払われます。たとえ契約時点で先進医療に該当していても、療養を受けた時点で先進医療に該当していなければ保険金の支払対象にはなりません。
- 不適切。がん保険では、自覚症状がない人の申込みや保険金目的での不正に対して公平を期するために、一般的に契約から90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられています。保障開始は免責期間経過後となります。がん保険では、通常、90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中にがんと診断されても、がん診断給付金は支払われない。(2024.5-19-3)がん保険では、90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中にがんと診断されても、がん診断給付金は支払われない。(2023.5-19-4)がん保険では、通常、90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中に被保険者ががんと診断確定された場合であっても、がん診断給付金は支払われない。(2022.1-19-2)がん保険では、180日間または6ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中に被保険者が、がんと診断確定された場合であっても、がん診断給付金は支払われない。(2021.5-19-3)がん保険では、契約日から一定の免責期間が設定され、その期間中に被保険者が がんと診断確定された場合、がん診断給付金は支払われない。(2021.3-18-1)がん保険では、通常、90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中に被保険者が、がんと診断確定された場合であっても、がん診断給付金は支払われない。(2021.1-20-4)
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