生命保険 (全84問中36問目)

No.36

生命保険料の仕組みや算出方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2016年5月試験 問11
  1. 養老保険の死亡保険金の支払いに充てるために必要な保険料の計算に用いられる予定死亡率が高く設定された場合、一般に保険料は高くなる。
  2. 個人年金保険の年金支払いに充てるために必要な保険料の計算に用いられる予定死亡率が低く設定された場合、一般に保険料は安くなる。
  3. 運用収益を予測してあらかじめ一定の利率で保険料を割り引く予定利率を低く設定する場合、一般に保険料は高くなる。
  4. 生命保険会社が保険事業の運営上必要な経費として組み込む予定事業費率を低く設定する場合、一般に保険料は安くなる。

正解 2

解説

  1. 適切。予定死亡率は性別・年齢別の死亡者数を予測して将来の保険金などの支払いに充てるための必要額を算出するものです。予定死亡率を高く設定すると、保険会社の支払い予定額が増えるので、一般的に養老保険の保険料は高くなります。
  2. [不適切]。予定死亡率を低く設定すると個人年金の年金支払い期間が長くなります。保険会社の支払いが増えることになるので、一般的に個人年金保険の保険料は高くなります。よって記述は不適切です。
  3. 適切。予定利率は資産運用による一定の収益をあらかじめ見込んで、その分の保険料を割引くものです。予定利率を低く設定する場合、一般的に保険料は高くなります。
  4. 適切。予定事業費率は事業運営に必要な諸経費の割合をあらかじめ見込むものです。予定事業率を低く見込むと、一般的に保険料は安くなります。
したがって不適切な記述は[2]です。