FP2級過去問題 2015年10月学科試験 問20

問20

損害保険を活用した事業活動のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 金属加工業を営む企業が、労働者災害補償保険(政府労災保険)の上乗せ補償を目的として、労働災害総合保険を契約した。
  2. 衣料品製造業を営む企業が、建物に収容されている製造用の機械設備の火災事故による損害に備えて、機械保険を契約した。
  3. 食品製造販売業を営む企業が、販売した食品に起因して食中毒が発生したことにより損害賠償責任を負う損害に備えて、生産物賠償責任保険(PL保険)を契約した。
  4. 建設業を営む企業が、クレーンが当たって建設中の建物が破損した場合に備えて、建設工事保険を契約した。

正解 2

解説

  1. 適切。労働者災害補償保険(政府労災保険)の上乗せ補償を目的として労働災害総合保険に加入することは有効です。
  2. [不適切]。機械保険は電気的現象、機械的現象、物理的原因による破裂・爆発等の偶然な事故によって機械設備が被る損害を補償しますが、火災事故は対象外になります。よって記述は不適切です。
  3. 適切。飲食店が、食中毒の発生による被害者に対する損害賠償責任に備えるために生産物賠償責任保険(PL保険)に加入するのは有効です。
  4. 適切。不測の事故により、建物の建設工事中に工事目的物に生じる損害に対して建設工事保険に加入するのは有効です。
したがって不適切な記述は[2]です。