預貯金・金融類似商品(全24問中1問目)
No.1
貴金属関連商品の一般的な特徴等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2024年9月試験 問21
- 純金積立では、一般に、ドルコスト平均法に基づき、毎月1回純金の買付けが行われる。
- 大阪取引所では、金や銀、白金などの貴金属の先物取引が行われている。
- 東京証券取引所には、金の現物を対象とした上場投資信託(ETF)が上場している。
- 個人が金地金を売却したことによる所得は、原則として、譲渡所得として総合課税の対象となる。
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正解 1
問題難易度
肢139.2%
肢214.4%
肢319.7%
肢426.7%
肢214.4%
肢319.7%
肢426.7%
分野
科目:C.金融資産運用細目:2.預貯金・金融類似商品
解説
- [不適切]。毎月1回ではありません。純金積立には、毎日一定金額を継続的に買い付けて積み立てていく定額買付と、毎日一定量を継続的に買い付けて積み立てていく定量買付があります。定額買付では、毎月一定の購入金額を日割りした金額で、営業日毎に純金の買付が行われます。日々、純金を購入することでドルコスト平均法の効果が生まれ、購入価格が平準化されます。
- 適切。大阪取引所は先物取引とオプション取引を専門とする取引所です。先物取引されている商品として「貴金属」があり、金、白金、銀、パラジウムが対象です。また貴金属のほかに農作物、ゴム、エネルギー等も先物取引の対象商品となっています。
- 適切。東京証券取引所には、貴金属(金、白金、銀、パラジウム)の現物価格を連動対象指標とするETFが上場されています。
- 適切。個人が金地金の売却をしたことによる所得は、原則として、譲渡所得として総合課税の対象になります。売却までの保有期間が5年以下であれば短期譲渡所得として、5年を超えていれば長期譲渡所得です。ただし、個人であっても営利目的で継続的に取引している場合には事業所得または雑所得になります。
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