FP2級過去問題 2017年1月学科試験 問42

問42

不動産の価格に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 地価公示の公示価格は、毎年1月1日を価格判定の基準日としている。
  2. 都道府県地価調査の基準地の標準価格は、毎年7月1日を価格判定の基準日としている。
  3. 相続税路線価は、地価公示の公示価格の70%を価格水準の目安として設定されている。
  4. 固定資産税評価額は、原則として、3年ごとの基準年度に評価替えが行われる。

正解 3

問題難易度
肢13.3%
肢26.9%
肢385.3%
肢44.5%

解説

不動産の価格に係る公的価格には「公示価格」「都道府県基準地標準価格」「相続税路線価」「固定資産税評価額」があります。
  1. 適切。公示価格の価格判定基準日は毎年1月1日です。
  2. 適切。都道府県基準値標準地価格の価格判定基準日は毎年7月1日です。
  3. [不適切]。相続税路線価の目安は、地価公示の公示価格の80%です。
  4. 適切。固定資産税評価額は、3年ごとに評価替えが実施されます。
したがって不適切な記述は[3]です。