FP2級過去問題 2017年9月学科試験 問29
問29
わが国における個人による金融商品取引に係るセーフティネットに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- 財形貯蓄制度により国内銀行に預け入れられている預金は、預金保険制度による保護の対象となる。
- 国内銀行に預け入れられている外貨預金は、預金保険制度による保護の対象外である。
- 確定拠出年金制度で運用されている預金は、加入者の預金等として、預金保険制度による保護の対象となる。
- 国内証券会社が保護預かりしている一般顧客の外国株式は、投資者保護基金による補償の対象外である。
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正解 4
問題難易度
肢15.3%
肢212.0%
肢321.1%
肢461.6%
肢212.0%
肢321.1%
肢461.6%
分野
科目:C.金融資産運用細目:11.セーフティネット
解説
- 適切。預金を利用した財形貯蓄は、預金保険制度の保護対象になります。
- 適切。国内の銀行であっても外貨預金は、預金保険制度による保護の対象外です。
- 適切。確定拠出年金の積立金は、預金商品になり、預金保険制度の保護対象です。
- [不適切]。預けている証券会社が投資者保護基金の加入会員ならば、個人が保有する株式については国内及び海外のどちらで発行されたもので投資者保護基金による補償対象です。よって記述は不適切です。