FP2級過去問題 2015年10月学科試験 問15

問15

契約者(=保険料負担者)を法人、被保険者を従業員とする生命保険契約の保険料の経理処理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、いずれも保険料は毎月平準払いで支払われているものとする。
  1. 死亡保険金受取人が法人である終身保険の保険料は、支払保険料の全額を資産に計上する。
  2. 死亡保険金受取人・満期保険金受取人がともに法人である養老保険の保険料は、支払保険料の全額を資産に計上する。
  3. 死亡保険金受取人が法人である長期平準定期保険の保険料は、全期間を通じて、2分の1の金額を資産に計上し、残りの2分の1の金額を損金に算入する。
  4. 死亡給付金受取人が従業員の遺族、年金受取人が従業員である個人年金保険の保険料は、支払保険料の全額を給与として損金に算入する。

正解 3

解説

  1. 適切。終身保険は、死亡保険金受取人が法人であれば、支払保険料の全額を資産に計上します。
  2. 適切。養老保険は、死亡保険金受取人・満期保険金受取人がともに法人であれば、支払保険料の全額を資産に計上します。
  3. [不適切]。長期平準定期保険の保険料は、保険期間の前半6割の期間ついては、支払保険料の2分の1の金額を資産に計上し、残りの2分の1の金額を損金に算入します。そして、保険期間の後半4割の期間ついては、支払保険料の全額を損金に算入します。よって記述は不適切です。
  4. 適切。個人年金保険で死亡給付金受取人が従業員の遺族、年金受取人が従業員である場合は、支払保険料の全額を給与として損金に算入します。
したがって不適切な記述は[3]です。