FP2級過去問題 2017年1月学科試験 問17
問17
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約は考慮しないものとする。- 家族傷害保険の被保険者は、被保険者本人、配偶者、被保険者本人または配偶者と生計を共にする同居の親族に限られる。
- 交通事故傷害保険は、道路通行中または交通乗用具に搭乗中の交通事故および交通乗用具の火災によるケガを補償の対象としており、エスカレーターも交通乗用具に含まれる。
- 普通傷害保険は、日本国外における就業中の事故によるケガも補償の対象となる。
- 国内旅行傷害保険は、旅行中の食事を原因とする細菌性食中毒も補償の対象となる。
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正解 1
問題難易度
肢168.3%
肢28.6%
肢313.5%
肢49.6%
肢28.6%
肢313.5%
肢49.6%
分野
科目:B.リスク管理細目:4.損害保険
解説
- [不適切]。家族傷害保険は、本人、配偶者、本人または配偶者と生計を共にする同居の親族、本人または配偶者と生計を共にする別居の子も対象になります。
- 適切。交通事故傷害保険は、国内外を問わず、被保険者が交通乗用具との衝突等によって被った傷害、運行中の交通乗用具に搭乗中もしくは駅構内にいるときの事故で被った傷害、交通乗用具や建物の火災などによる傷害を補償します。交通乗用具には、自動車、自転車、電車、船舶、航空機のほか、エレベーター、エスカレーターおよび動く歩道なども含まれています。
- 適切。普通傷害保険は、国内外、業務中、業務外を問わず、日常生活における傷害を補償します。
- 適切。国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険は、細菌性の食中毒も基本契約で補償されます。これに対して普通傷害保険では細菌性食中毒は補償対象外となっています。
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