不動産の取引 (全56問中24問目)

No.24

借地借家法の建物の賃貸借に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、借地借家法における定期建物賃貸借契約を定期借家契約、それ以外を普通借家契約という。
出典:2016年9月試験 問44
  1. 普通借家契約では、賃貸人と賃借人の合意により、賃貸借期間を1年未満とした場合でも、賃貸借期間は1年とみなされる。
  2. 賃貸借期間の定めのない普通借家契約では、賃借人が解約の申入れをした場合、当該契約は解約の申入れの日から6ヵ月を経過することによって終了する。
  3. 定期借家契約では、賃借人に造作買取請求権を放棄させる旨の特約は無効となる。
  4. 定期借家契約では、床面積が200㎡未満である居住用建物の賃借人が、転勤によりその建物を自己の生活の本拠として使用することが困難となった場合、賃借人は、当該契約の解約の申入れをすることができる。

正解 4

解説

  1. 不適切。普通借家契約で、賃貸借期間を1年未満とした場合は期間のない契約とみなされます。
  2. 不適切。賃貸借期間の定めのない普通借家契約では、借主の申出から3ヵ月後に終了します。
  3. 不適切。定期借家契約では、特約によって賃借人に造作買取請求権を放棄させる契約は有効です。
  4. [適切]。床面積が200㎡未満である居住用建物を対象とした定期借家契約では、借主にやむを得ない事情(転勤、療養、親族の介護等)がある場合には、借主は特約が無くても中途解約ができます。よって記述は正解です。
したがって適切な記述は[4]です。