FP2級過去問題 2015年10月学科試験 問47

問47

建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 共用部分が区分所有者の共有に属する場合の各区分所有者の共有持分は、規約で別段の定めがある場合を除き、各区分所有者が有する専有部分の床面積の割合による。
  2. 区分所有者は、敷地利用権が所有権その他の権利である場合、規約で別段の定めがある場合を除き、敷地利用権を専有部分と分離して処分することはできない。
  3. 規約の変更は、区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成による集会の決議が必要となるが、その変更が一部の区分所有者の権利に特別の影響を及ぼすときは、その承諾を得なければならない。
  4. 区分所有建物を取り壊して新たな建物に建て替えるためには、原則として区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成による集会の決議が必要となるが、この定数は規約で別段の定めをすることができる。

正解 4

解説

  1. 適切。各区分所有者の共有持分は、原則として専有部分の床面積の割合によります。
  2. 適切。規約で別段の定めがない限り、敷地利用権は原則として専有部分と分離して処分することはできません。
  3. 適切。規約の設定・変更・廃止は、区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成が必要となりますが、一部の区分所有者の権利に特別の影響を及ぼすときは、当該区分所有者の承諾が必要になります。
  4. [不適切]。建替え決議には原則として区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成が必要になります。この定数は規約で別段の定めをすることはできません。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。